美容専門学校へ入学するための様々な入試形態
美容専門学校では筆記試験を課す学校もありますが、一般的にはその人の学力ではなく適性を見るのが中心であり、いくつかの試験形態があります。
以下に例をあげます。
「AO入試」は書類審査の他は面接が中心です。
AOとは「アドミッション・オフィス」の略であり、入学して欲しい人物像と志願者を照らし合わせて合否を決める方法です。
プロとしての目的意識や前向きさ、他人に対する思いやりなどが判断されます。
ただし事前にイベントに参加したり、第一志望でないといけないなどの条件があって、他の学校の受験は難しくなります。
「指定校推薦」も書類審査と面接が主になります。
美容専門学校が指定する高校からの推薦を受けて試験に臨む方式です。
「一般入試」では書類審査と面接試験の他、筆記試験も課せられるのが通常ですので、一般常識や美容に関する知識の勉強はよりいっそう必要です。
一方、AO試験や推薦と違って他の学校への併願もしやすいので、早い段階で志望校が決まっていない場合などはこの方法を利用するができます。
美容専門学校に入学したらかかる学費について
高校を卒業した後に美容専門学校への入学を考えているかたはたくさんいます。
美容師は人気の職業であり専門学校も多く存在します。
美容師になるためには国家資格を取得する必要があり、そのためには学校に通って知識や技術を身につけなくてはいけません。
美容専門学校の多くは2年制ですが、どのくらい学費がかかるのでしょうか。
これは学校によってかなりの差がありますので、一概には言えませんが平均では200万円~250万円くらいでしょう。
地方では100万円台で済むところもあります。
都内などでは300万円かかるところもあります。
美容専門学校では実習が多く、はさみや薬品などのお金が多くかかります。
事前にそれらがどの程度、学費に含まれているのかも確認しておくとよいと思います。
たいていの美容学校では入学した最初の年に払うお金が、翌年に払うお金よりも多くなっています。
それらをよく比較してから、受験する学校を決定すると安心です。